玻璃の花 雪花の章
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玻璃の花 雪花の章

稲荷家房之介

1巻。2冊セット!安倍晴明も発刊して!

2020年3月3日
228ページ、1冊表題作。
本作は途中でおわっており、同タイトル紅蓮の章にお話は続きます。
つまり、とりあえず1冊ではなく、2冊読まないと面白くないのでご注意を!

さて。
確かに1回読んだだけじゃ、わかりにくい!
途中何度も読み返しながら読みました。

その理由をこの1巻目あとがき読んで納得!
本作はなんとスピンオフ!
元は他社で既刊の安倍晴明2冊組?があり、本作玻璃2冊はその裏話的ストーリー。
前作を元に描かれてるから、いろいろ省いたような展開があり、話もコロコロ飛んでるように感じる。

でも!
お話は深い!
藤原道長、東宮、権力争い、宮廷呪術がお話の土台にあり、平安時代が好きな人にはたまらない!

けっこう酷い境遇でハラハラする。。
これはもう、このお話の対である、安倍晴明のコミックも併せて読みたいぃ!!!!!
けど!
あとがき曰く、既刊コミックの出版がなくなったそうで絶版中だとか!

うえぇぇ!!!
そんなぁ!
読みたい!読みたい!読みたい!
ぜひとも!再版して下さいぃ!
これだけなんて、もったいなさすぎる!

恋愛要素はあるけど、薄いです。
いかにもBLを期待する方には寂しいかも。
でも!
それでも、面白いですよ!
難しくて読み難いけど(笑)。

ラブ的には、ぜひ本作(シリーズ)の続編も希望します。
とにかく元ネタ安倍晴明の、未明の獣&黎明の花2冊組、電子発刊してください!
切にお願いします!!!
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