このレビューはネタバレを含みます▼
カナウカレドも主人公と同じく、突然召喚された可哀想な竜です。孤独で怒り狂って当たり前!主人公が、カナウカレドを、召喚した人物を怒る意味がわからない、と星1つける人がいるのが残念でならない。同じことをされ突然召喚された主人公も二度と元の世界に戻れないんだから怒って当たり前でしょう!
映画にしてほしいくらい壮大な展開で、長すぎない三巻で丁度良くまとまっていました。他のお話に、召還されても対して悩まず楽しそうにしている話が多い中、普通突然召還なんてされたら、やっぱり絶望と苦しんだり恨むよねと、色々と納得できる話です。それでも自分にできるなら人を助けたい主人公、幸せになって欲しいと思いながら読んでいくことになる。そして後半怒濤の展開とラストが良かった!先に原作小説を無料分読んだらとてもはまり、先に購入して全て読んでいましたが、コミックも凄く良かったです。一匹で自分だけ召喚され怒りと孤独に満ちている主人公と同じ立場のカナウカレドとの戦いは、小説だともっと前後にいろいろあって、苦戦したり有りますが、そこはコミックでは切ってありました。これはこれで良いです。小説版を読むと、なおわかりやすく素敵な場面も有るので、はまった方にはおすすめします!とにかく細かく良いところが書いてあるので、ぜひ小説も読んで欲しいです。二度おすすめ!それにしても、アルフレドには主人公の元にずっといてほしかったけど、きっとまた会えるだろうし、気になる~。