すれ違い婚

ネタバレ

2020年3月17日

このレビューはネタバレを含みます▼ 婚約者だった子供っぽい弟が逃げてしまい、妹たちの将来の為に結婚を急ぐヒロイン。代わりに侯爵である兄（ヒーロー）と結婚し、ヒーローの頼りがいある優しさと堂々とした物腰に恋に落ちます。ところがヒーローには愛人と子供がいて、、、辛いヒロイン、とはいえ、自分も打算的な結婚を申し出た立場だから、文句も言えない。この焦れ焦れ感が面白いですね。
ヒーローもヒロインの責任感や母性的な強さに魅力を感じていますが、ヒロインの心がまだ弟にあると思い、嫉妬に苦しみます。
溺愛なのにすれ違いというTLの王道なんですが、愛人についての誤解が、ヒロインが苦しんだわりにあっさり解決しすぎでした。ヒーローが愛人否定する言動、そんな簡単に信じることができませんでした。結婚披露パーティーに愛人を呼んだり、黙って愛人宅に行っちゃったり、ヒーローは不信を買う行動が多すぎで、ヒロインへの誠実さが足りないと思いました。
愛人（結局、ヒーローではなく、ヒーローの父の愛人だった）とヒロインを対面させて、しっかり誤解を解くシーンがあった方が、説得性あったのではと思いました。

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Nemo さん

(女性/－) 総レビュー数：76件

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