このレビューはネタバレを含みます▼
漫画読んですごい笑って何これおっもしろーい!と思いノベルにきて、1、2巻くらいまでは楽しかったのですが…なんだろう…殿下のキャラ、作者さん自身が掴めてなくないですか…?初対面の女性にベタベタ触っちゃうような無礼さは、女性への免疫無さすぎる故だと思えば笑えたのですが、すぐに殿下にはしっかり性欲も下心もある事が明らかになる。となるとあの無礼行動は無邪気さではなくただのセクハラだ。少年期に襲われた事がトラウマな割には嫌がるヒロインを無理やり押し倒しているのもなんだコイツと思った。嫉妬深く自制が効かず、外交も作戦もヒロインの安全も全部自らぶち壊すような愚かな行動をする。最初は元気で素朴で頑張り屋なヒロインとワンコ系ヒーローの可愛く楽しいコメディーだと思って読んでましたが、だんだん殿下の内面の矛盾に違和感や不快感を感じるようになって…。3巻で女装兄が妹であるヒロインを貶しまくってる様子にも不快感を感じました。愛情故だろうが何だろうが王太子たる殿下に望まれて立派に婚約者として頑張ってる妹を人前で貶めるのは酷いし女装して参加するという非常識かつ王家への侮辱行為を現在進行形で成している君には何も言う資格はないだろう帰れ。