このレビューはネタバレを含みます▼
ヒーローは自分にも他人にも興味がなかった。ヒーローは第4王子で、王位継承権に一番遠い位置にいて王位に就くことにも興味がなかったが、ヒロインを守るために(ヒロインを傷つけるものすべてのものから)、間接的ではあるけれど、父親、三人の兄を死に追いやり自分が王になった。ヒーローにとってはヒロインが全てでヒロインを守るために良い王ではあるけれど、ヒロインを傷つけようとするものに対しては容赦がない。ヒーローはヒロインを溺愛し、執着がすごいし、ヒロインを守る為なら人を殺すことに躊躇はないところは少し怖くも感じますがそれだけヒロインのことを愛しているのだなと感じました。
そんな、ヒーローに愛されるヒロインが少し羨ましいですね。 一途なヒーローに好感も、もてました。