シチリアからの誘惑者
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シチリアからの誘惑者

ミシェル・リード/岡田純子

アレグラの気持ちが一番まとも

2020年3月30日
事態が複雑になったのは、ハワードが社長の座を狙いエドワードを辞任に追い込むために会長であるヒーロージャンカルロに嘘を吹き込んだからだ。しかし、まともな調査もせずに嘘を鵜呑みにしたジャンカルロのボンクラぶりが、火に油を注いだのは明らか。この時から恋は始まっていてその狂気がドラマになっているのだけれどときめかない。いちいちセクハラでパワハラなそれらを受け止めるヒロインナタリアのドMっぷりに歯がゆさしか感じない。しかし、物語の主軸は「愛の所在」がメインであるから、金目当てだの妻の座が目当てだとの ののしり合いは諄くなくてキッパリしているのは読後感は良い。クライマックスの告白シーンにもトキメキよりも見ている方が恥ずかしくなった。それでヒロインはトキメクんだ(* ̄- ̄)ふ~ん。
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