このレビューはネタバレを含みます▼
10巻まで購入したけど、ひとまず9巻まで読んで一息つこうと思いました。
なんというか、壮絶過ぎて、二人の幸せが見たくて読み進めた感もある。
展開が早く、しかも波瀾万丈で、9巻まで幸せを噛み締める瞬間もなかった。
少し幸せそうにしても状況はすぐに悪くなって胸を締め付けられ…ジェットコースターのよう。
ドキドキハラハラして、心臓にあまりよくないし、幸せになっても「また悪いことが起こるんじゃないか」と先に予測して、覚悟して読む…みたいに守りに入りながら読んでしまうような。
幸せが怖いとはこのこと。
でも主人公の二人もまさにそんな風に感じているのではと思う。
主人公と読み手がこんなに感覚が近くなる漫画って今までなかったなって思った。
主人公も読み手もかなりいじめ抜かれる漫画は今には珍しく、でもだからこそ夢物語じゃないキレイゴトじゃない障がい者の人生が描かれているのかもと思う。
当たり前に過ごしている日常のありがたさも痛感する。
すごくすごく良い話だなと思う。
9巻でハッピーエンドにせず、さらに話が続くこともまた良いなと思う。
まだ先を読んでいないけど。
先が出てるのに読む前に今のこの気持ちを感想として残したかった。
こんなことも初めて。
ちょっと休憩したら、また続きを読もうと思う。