ハレムの呪いの指環
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ハレムの呪いの指環

高山ちあき/山下ナナオ

買って後悔…

ネタバレ
2020年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みが読みやすかったのと、レビューが高かったので購入しましたが買って後悔。まずヒロイン。初対面でヒーローに乱暴に扱われ、4度も危険な目に合うのに、一度もヒーローが助けにこない(しかも4度目は別の男性に助けられる…。普通その場にいなくても、突然現れて助けにはいるのがヒーローじゃないの?)ねえヒロイン、ヒーローのどこを見て好きになったのか教えて。そしてヒーロー。常に淡々としてるし、優しさが感じられない。始終どこかに行っていて、ヒロインとほとんど一緒にいないのにヒロインを好きになれる時間あった?(作中一緒に行動することが一切なかった)キスシーンが一度だけありましたが、その出来事も最後に二人が結婚するための不自然に思わせないためだけに作った感じ。ヒーローがずっと不在なため活躍が一切なく、何の魅力もなかった。作者の中で、結末だけが決まっていて、ただそれに向かって淡々と流れていくだけでした。物語に重要な起承転結の「転」が全く見当たらない。はらはらもドキドキも何もない。途中、物語の本筋に全く関係ない女性がヒロインを2度虐めますが、それ以後結末には一切出てこない。ヒーロー助けにこないのに、その女性、必要でした?「転」がないから、ページ数稼ぎたかっただけかしら。作者さん、物書きなら物語の基礎を学んでから書いてください。基礎もわからないで、本を出す作者なので今後の作品は買わないでしょう。星が2つなのは文章だけは読みやすかったからです。これで文体もなってなかったから、星1つです。
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