夜啼く鷹は愛を知らない【電子限定かきおろし漫画付き】
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夜啼く鷹は愛を知らない【電子限定かきおろし漫画付き】

山本ティナ

政府直属軍の大尉×自警団のリーダー

ネタバレ
2020年4月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 政府直属組織「ストラトス」の大尉・マキシム×自警団のリーダー・タカヤ。スラム街で仲間や子供達を守るためにマフィアの手伝いをしているタカヤは、そのマフィアの内偵に訪れたマキシムと出会う。かつてストラトスの男に兄を殺された過去を持つタカヤと、いつも笑顔で優しいマキシム。もっと殺伐としたお話かと思ったけど、マキシムはひたすら甘いしタカヤもさほど擦れていなくて、結構すんなり収まるところに収まった印象。兄の仇のことでなにかあるかと思ったら大きな進展はなく、でもそれは描き下ろしで触れられているので、気にはなるけどタカヤが吹っ切れたならいいのかな。軍の介入で暮らしが安定するにつれタカヤ達の役目も終わり、なんだか寂しいけど彼らにも新しい生活が待っているので、頑張ってきた子達が報われたのはよかったです。
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