このレビューはネタバレを含みます▼
どこか掴みどころがない、核心をつかない、それがこの作品の良さなよかもしれませんが、難解に構成しようとしすぎて、なんだか分かりにくいなって思ってしまうのは私だけでしょうか。
嫌いじゃないんです、まさにBL。唯一無二の関係は素晴らしいんです。でも食料の管理とか何とか、結局一夫一婦制の押し付けというか、ここまで引っ張ってきて吸血鬼という不変の存在のロマンスを人間側のエゴに押し固めようとしているように感じます。困難を乗り越えて、っていうのを描こうとされてるんだと思いますが、食糧管理システムっていうのが全く具体的に説明されてないのが、残念です。