そんな甘い声出されたら、俺…ッ~妄想女子と年下溺愛リーゼント
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そんな甘い声出されたら、俺…ッ~妄想女子と年下溺愛リーゼント

桧川りつ

5巻までは良かったのだけど

ネタバレ
2020年4月18日
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スイーツ大好き、天然でHな妄想をしてしまうOLヒロインと、元ヤンキーで今はリーゼント頭だけれど根は至極真面目な喫茶店主ヒーローが贈る純情恋物語。
付き合い始めるまでのヒロインのHな妄想が頭が心配になるレベルなこと以外は、ヒロインは普通に可愛いし、ヒーローは優しくてカッコいいと好感度は高い。
特にヒーローは、ヒロインに手を出すのもちゃんと付き合い始めてからと紳士的だし、ヒロインへの気配りもできて、冷静な観察眼も持ってて、コネクションもあってと、稼ぎが悪そうだなーという以外は出来過ぎなぐらい良い男。
そんな二人のイチャイチャぶりを5巻までは楽しく読んだだけに、6巻の展開と最終巻の終わり方が非常に残念。
6巻は未遂で終わらせたとはいえヒロインを当て馬に触らせすぎだし、ヒロインは当て馬の言うことあっさり信じすぎ。二回も告白するほどヒロイン好きなヒーローなのに、店を守るためなら相談もせずに別れるような男と思ったんだ?とヒロインにガッカリ。
7巻でヒーローがヒロインの誤解を解いて、当て馬をやり込める展開はよかったが、終わり方が微妙。
当て馬はまた来そうな発言残してるのに、そのあと1ページで無理やり締め。
コミック化するならこのあと後日談とかでフォローできるけど、このレーベルだとしない方が多いから、この終わり方は非常に残念。
せめて、あと2〜3ページおまけして、もうちょっと自然に締めて欲しかった。
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