3番線のカンパネルラ
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3番線のカンパネルラ

京山あつき

ロマンチックと現実の悩みの調和が絶妙

2020年4月29日
ネガティブな人生模様とそれでもほんのり優しい世界でいる舞台のバランスがよく、落ち込みやすい人にこそ読んでほしい作品。うじうじ悩む加納の自問自答とその為に泣いたり逃げたくなったりする彼の姿に「情けないときがあってもいい」と言われてる気がします。人物が皆等身大に魅力的でした。
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