湯神くんには友達がいない
」のレビュー

湯神くんには友達がいない

佐倉準

とっても楽しかった!

ネタバレ
2020年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 湯神くんの一貫して「友達いらない」と最初から最終話まで自分の考えを貫いていました。
でも、全く変わっていないように見えて綿貫さんとかかわりで少し成長したり、周りの人達が湯神くんのことを理解されるように(彼自身は必要としていないが)なりました。
なんだかんだ湯神くんは綿貫さんの事を考えて行動したり、助言していて、綿貫さんも意味が分からないと思いながらも湯神くんの意図を読み取っていこうとしているのがとても良いです!
読み返すと初めからそうだったし、相手には理解されていなかったけど、どの人にでもそう行動していた湯神くん自身も「自分のため」と言ってなんでもやっているのがいい。
押しつけがましくなくて、はた迷惑ではあったりするけど、なんだかんだと助けられた人がいました。
綿貫さんは湯神くんの通訳者みたいに最後の方はなっていて、湯神くんのかかわりからもの凄く成長しました。相談されたり(湯神くん関係)、頼られたり。転校した時と全然違います。
最後も気持ちが一致したわけでもないけど、人間そんなものだしそれでもお互いが分かるんだと思えます。
恋愛っというわけではなかったけれど、最後はそうなりそうな終わり方はとても良いです。今後の2人が見れたらいいなと…気になります!

この漫画を読めて良かったです!
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