東オトコ京オトコ
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東オトコ京オトコ

木下けい子

いつの間に!

ネタバレ
2020年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌は読んでいないので、いつの間にか木下先生の新作が!即買いでございました。しかも上下巻同時!ありがたや…。
新書館さんは某サイトの方が修正がほぼ紙通りなので迷ったけれど、木下先生は修正特に気にするほど描かれないのでこちらでOK!関東から京都に転勤してきた20代リーマン相馬×訳あって大手企業を退職して地元の京都に戻ってきた無職のゲイ周。諸事情から周の実家でルームシェアすることになった2人。他人を寄せ付けない雰囲気の周に最初は苦戦するコミュ力高い相馬が、徐々に周の可愛いさに気づき、周も周りにはいなかった優しく包容力のある相馬に惹かれていくのがじっくりと。この設定、3巻くらいにしてシリアスでもいけたな、とも思いましたが、木下先生のラブコメ大好きなのでとっても楽しめました。Hあり。実際描かれてるかどうかは不明ですが、修正は白…影?なボカシ。周の不倫相手はクズだけど、他の周りはいい人ばかりで、今の閉塞感に満ちた自粛生活の中で、ホッとできる作品。周可愛いし、相馬もとーってもいいヤツ。しかし、木下先生は沢山作品を描いてらっしゃるのに、人物の描き分けがとてもきちんとされているのに驚きます。後会話のテンポ。これがとてもいい。もうホント好き!
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