しあわせ食堂の異世界ご飯
」のレビュー

しあわせ食堂の異世界ご飯

文月マロ/ぷにちゃん/雲屋ゆきお

ちょっと物足りない異世界感

ネタバレ
2020年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作は読んでないのでコミカライズの感想になりますが、食材はほぼ日本にあるものと変わらず、少し形が違うとか名前が違うということもない。
そんな世界で肉はただ焼くだけなんてあり得るのだろうか。香辛料やバターもあってメシマズ世界という設定でもないのに。
異世界の食材を工夫して前世の料理を作るとかは全くない。揚げるという調理法がない世界で庶民の潰れかけの食堂で断りもなく揚げ物作ったけど油の価値とか大丈夫なの?とかいちいち気になってしまう。
あとは細かい事かもしれませんが、スプーンやフォークを丸ごと口に突っ込んで食べる描写に違和感。特にフォークはそんなに奥まで突っ込まないでしょと。たったそれだけの事ですが美味しそうに食べてるように見えないので残念です。
深く考えずに美味しい料理を作って皆が喜ぶ姿を見るのが楽しいマンガとしてならさらっと読めます。
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