このレビューはネタバレを含みます▼
田舎の高校生・浅井×東京から来た転校生・紺野。二人の不器用で傷付け合うような出会いと交流。これは…ここで終わり?続くのかな?海辺の田舎町の雰囲気や夏の暑さなど、シチュエーションはすごくよかったです。それぞれ傷を抱えて、その傷の本質が見えてきたところで終わっているので全部が中途半端な感じ。弓道や兄のことをあんなに引っ張ってたのに上辺の話で終わっちゃうし、叔父さんもよく分からない。紺野のあの慣れなさでウリなんてやってたように見えないし。最後も結局どうなったのか、そもそも両想いになったのかもあやふやで気になるので、ぜひ続きが欲しいです。しかし最初のおっさん、あんな空いた車内ですごい度胸だな。