LIAR GAME
」のレビュー

LIAR GAME

甲斐谷忍

○○ゲームの主催者はどうでもいい。

ネタバレ
2020年5月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ トモダチでも、ダーウィンでも、ライアーでも、ゲーム主催者の正体やらはどうでもよいです。どうせ陳腐になりますから。
主催者に実は身内がいた!(後付けですよね?甲斐谷先生?)最後の最後にどんでん返し!も要りません。
特殊な環境下に置かれた有象無象が、あるルールに則って頭脳戦を展開する、その駆け引きが面白ければ、この手の漫画は十分だ、と私は考えます。
その頭脳戦すら描かれていない「周りが馬鹿なだけ」「後出しルールと暴力とで派手にこんがらがっている」タイプの駄作が多過ぎますから。
個人的に、どうしても引っ掛かったのはリストラゲーム。主催者側のゲーム説明から
「敗者は1億円を主催者に支払わなくてよい」
というルールが、ものすごく読み取り辛い。私だけかもしれませんが、そのせいでとても奇妙な展開に見えました。
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