ジュリエットのバカ
」のレビュー

ジュリエットのバカ

小林スメアゴル

中盤以降のお話があっさり、ページが足らん

2020年5月5日
156ページ、1冊表題作(描き下ろし8p付y)。

絵はキレイでキャラもお話のスジも悪くないんだけど、さらっとおわって残念。
こじらせの過去の逸話が中途半端。
1冊としてはページ数も少なめだし、その辺の肝心なところをもう1話追加するくらいじっくり掘り下げて描いてあれば、もっと読み応えや読後の満足感が高かったんじゃないのかな?
事情があって切り上げなきゃいけない、とか理由がないなら、大事な盛り上がりどころのページ数をケチって仕上げてしまっているのが、とても残念。
後日談的、その後のお話も弱い。
中盤から後半のお話みもっとページ数があれば、平均の星評価は格段に上がっていたんじゃなかろーか??
まぁ、今後のご活躍に期待。
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