貴方の腕の中で私を壊して… 分冊版
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貴方の腕の中で私を壊して… 分冊版

ほし一語/柏木さくら

表紙はいい感じなのだが

ネタバレ
2020年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 期間限定読み放題で3巻まで。
表紙がいい感じで読み始めたが、中の絵は微妙。特に裸体がキモくて見てると虫を見たときのようにゾワゾワくる。
この絵で展開される話も、二股浮気男な多分ヒーローに、そんなヒーローを好き好き言って将来的には不倫上等、友人の男に恋愛相談という嫌いな女の要素もりもりなヒロイン。類友というのか、ヒロインの友人も浮気男との交際を止めるどころかヒロイン後押しするやつばかりだし、何がしたい話なのか。
浮気男がヒーローでも胸糞だが、友人男がヒーローになってもこんなヒロインが相手とか可哀想で。それならクズ同士でくっつくのがマシな気もする。
というか浮気男の言動が意味不明で、婚約者に弱みでも握られてるのか? 泣きながらヒロイン好きと言いつつ、絶対婚約者とは別れないだの、男作っていいと言いながら男の匂いがしたら嫉妬とか、なにがなんだか。
ヒロインは子宮に問題があるっぽいから、普通の結婚は望めないので刹那的な恋愛に走ったとか、浮気男は子供ができなくてもやっぱりヒロインがいいとか言って婚約者と別れるというベタな展開でオチつけるのかなあ。
オチぐらいは気になるけど、お金出すほど絵も人物も魅力は感じないので、私はここまで。
追記:簡単に調べたら、ヒロインは浮気男とお互い涙ながらに悲劇ぶって別れて、友人男とくっつくらしい。なんとも裏切り者のクズ連中にとっては都合のいい終わり方だなー。本当にお金出す価値ない話だった。
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