エジプト神の恋人
」のレビュー

エジプト神の恋人

町子

エジプトの神様達と人間の明るいラブコメ

ネタバレ
2020年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ エジプト神と人間のお話ですが舞台は現代。人々の信仰が薄れていることに(いまさら)気付いた太陽神ラーの命で人間達の信仰調査をすることになった神様たち。現代でダラダラ暮らしていたり、描き下ろしであちこちでニアミスしていたりしてほのぼの楽しい。Hもしっかりあります。
「アヌビス編」
死者の守護神アヌビス×考古学を学ぶ大学生・深青。傷心旅行で訪れたエジプトで出会ったアヌビスと、新しい恋の始まり。深青を失恋から一気に引き離したアヌビスの言葉が深い。泣き虫深青が可愛いし、アヌビスといて強くなっていくのもよかった。一番好きな二人。
「セト編」
荒ぶる軍神セト×小さな博物館の学芸員・隼人。ライバルとの差に燻っている姿がセトと重なる、のかな?まさに嵐のようなセトに振り回されるのは隼人にはいい刺激になりそう。
「トト編」
明るいダンサー・アリ×叡智の神トト。真面目なトトの初心な恋。寿命の違いはあるけど相手が神だから頼もしい!
「メジェド編」
変わり者の発掘者・リアム×謎多き神メジェド。小悪魔系のメジェドに塩対応なリアムが好対照。寂しい同士の寄り添い愛。
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