女王の化粧師
」のレビュー

女王の化粧師

千 花鶏(ビーズログ文庫/KADOKAWA刊)/綾峰けう/起家一子

これは相当面白い、が化粧わからない

2020年5月13日
当然化粧シーン出てくるので、それが合ってるのか適当なのかさっぱりわからない。
なので、完全にストーリーだけの評価です。
女性だと人によっては、そのやり方は無い、とか思うこともあるんでしょうね。
でもわからないので雰囲気凄いなってテイで読んでました(笑)。
ストーリーの冒頭、主人公は花街の化粧師。
女王レース中の弱小候補の執事に引き抜きを打診される入り。
話の繋がりや説明的台詞がスムーズでスッと読める上に話が面白い。
立ち読みで面白いと思えば外れないと思う。
ストーリー関係ないけど、紅茶好きには好きなネーミング。
派手なチートとか無いし、出てくる人が単純なヒーローヒールな訳でも無く人間らしい。
歪といってもいいところもある。
そういうの好きなんで先すんごい読みたい。
評価が低くなるとしたら、お嬢様がわがままで共感出来ないとか好きになれない、化粧のやり方が合わないとか普通すぎるとかそんなところかな。
造詣が深いと評価は厳しくなりますね。粗が見えちゃう感じで。
が、化粧全然わからん。
なので楽しめました。
他の方のレビュー拝見して、なるほど、そういうものだと思って読み返すとまた良さが増しました。
チートや奇抜さではなくまさに腕が良い話だと。
ひとつのアクセントでより面白くなったりするのはちょっとこの作品とリンクした不思議な感覚でした。
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