奇跡の泉
」のレビュー

奇跡の泉

尾上与一/央川みはら

ファンタジー

ネタバレ
2020年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 教会の兄弟の話しで前後しながらも絡みあるので2冊とも読むのが良いです。最初は弟ヨシュカと盾兄弟になったイグナーツです。両雄共に騎士としてカッコ良くて愛し認めあってるのが素敵です。ヨシュカを蘇らせた辺りからイグナーツらしくなく隠す程に愚かさが目立ってきますが失くすわけにはいかないが故の愚かさかと思うと心が痛いです(次巻で明らかになる不幸の源を知ると納得させられた)。兄の話し、マティアスとレーヴェの方がよりファンタジー色が強いですね。主従関係あるけれどマティアスのレーヴェに対する想いの落としどころと言うか素直さが良かったです。マティアスは能力より聖和過ぎての天然さに笑ったのは2・3回ではすみませんでした。どちらにも奇跡の泉は関わり違った奇跡を読ませてくれます。
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