生贄の花嫁 背徳の罠と囚われの乙女
」のレビュー

生贄の花嫁 背徳の罠と囚われの乙女

如月/すがはらりゅう

メメント・モリ

ネタバレ
2020年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死を思え、という意味だそうです。このお話のキーワード的な文言です。色々な解釈があると思いますが…作者さんは、死が有るからこそ今を大切に生きなくちゃね♪と、いう意味で物語を進めていました♪……さて、ヒーローは幼い頃の誘拐殺人事件のトラウマから、犯人の狂気…殺人を犯す心の闇を怯えながらもいつか浄化したいと生きています。と同時に当時の事件で自分達を庇い犯人に銃殺された、命の恩人の遺族を探してもいます。そこに現れたのが、何故か自動人形の身代わりとなったヒロインです。このヒロインとの出会いが、今まで複雑に絡み合っていた、登場人物達の過去や未来を解きほぐして行くのが物語の筋です(*^_^*)………印象に残るのは、善人の隣人は実は狂気の悪魔かもしれないって事や、信じるものは救われる……というシーンでした(*^_^*)
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