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2020年5月16日
実在の活躍されているバイオリニストの青年をモデルにした漫画。(「水晶」「バイオリニスト」の単語をネット検索をかければモデルの方の記事がヒットしますが、)そちらは『障害を抱えた母子の壮絶人生!』といったやや女性誌的なウェットな口調が多い中、こちらの漫画はその様な事はなく、主人公の少年が運命の音に出会う瑞々しい喜びが描かれています。壮絶なハラハラやドキドキは無いけれど主人公が今後どんな葛藤を経て、表現を広げ成長していくのか安心してページを進めることのできるバランスの取れた良作だと思います。

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