吸血鬼と愉快な仲間たち
」のレビュー

吸血鬼と愉快な仲間たち

羅川真里茂/木原音瀬

めちゃくちゃ面白い

2020年5月17日
こんな面白い漫画を読めることに感謝しながら4巻までいっきに読みました。人間嫌いで偏屈に見える暁の不器用な優しさに触れたアルが徐々に暁への愛を深めていく描写が素晴らしいです。「愛」って日本人には(少なくと私にとっては)表現するのも受け入れるのも難しい言葉のように思いますが、アルの暁への愛の表現はまっすぐ心に届いて、感情が揺さぶられます。そして表現するのが苦手な暁がアルに泣きながらしつこくねだられて渋々、でも本心から言ったであろうある言葉に胸打たれました。願わくは、できるだけ長くこのふたりの物語を読み続けたいです。次巻を心待ちにしています。
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