人気俳優×既婚者Ωの運命の番もの

ネタバレ

2020年5月18日

このレビューはネタバレを含みます▼ 人気若手俳優の奏多(α)×既婚者の柚琉(Ω)。βの夫と結婚して10年、役立たずの子を生む道具としか見られていない柚琉は運命の番の奏多と出会う。不倫は絶対NG派ですが、試し読みの柚琉があまりに可哀想でその後が気になり購入。愛のない生活、冷たい夫、そこに現れた運命の番。不倫はダメだけど、これがどれだけ抗い難いかは想像できる。出会った時こそ流されてしまったけど、その後は友人として健全に過ごし、でも心も体も相手を求めてしまう。β夫はほんとにひどいと思うけど、どうせΩだからと諦めてなにもしてこなかった自分自身に柚琉が気付くのがよかった。ちゃんとけじめを付けて幸せを掴んだ二人に拍手。β夫も実家からの圧力もあり、歪んでしまった不器用な人だったのかな。最後は手を離してくれた彼にも幸せが訪れてよかった。こちらもお似合い。絵が幼いので、柚琉と奏多に年の差を感じなかったのが残念。

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すずとさん

(女性/30代) 総レビュー数：0件

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