無恋愛紳士
」のレビュー

無恋愛紳士

ARUKU

ハリセンちゃんパンダちゃん、スズメ

ネタバレ
2020年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異性同性問わず他人に対して恋愛感情の持てない無性愛者の蘇芳さん。仕事一筋で生きてきたのに、学生の時に告白してきた日夏葉月 が部下として現れてからというもの、日々 その愛情をまっすぐに向けられて・・
少しずつ変化していく気持ちが繊細で愛おしく描かれて心にしみます。
切なさあふれるストーリーの中にはラブだけではない深みもあって。

" そして日夏はそれからずっと一緒にいた
本当に一緒にいた
やがて年月が経って
地球が太陽にのみこまれるとも
日夏は約束を果たしたのだった "

描き下ろしの 寄り道、迷い道、も可愛いです。
ページ数も文字数も内容もたっぷり、読み応えのある作品です。

2019読 2016/全214頁(1~3歩め、寄り道1~2歩め、迷い道1歩め、4歩め、迷い道2歩め、5歩め、迷い道3歩め、最後の1歩 寄り道迷い道は描き下ろし)
・1-もう遠慮なんかしない ・2-お手を触れないで下さい ・3-俺の本気を舐めんじゃねえぞコラ ・4-ああ最低だ、我慢できなかった ・5-来年も再来年もずっと一緒にいて下さい ・最後1-さよなら蘇芳さん
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