このレビューはネタバレを含みます▼
小学生からずっと片想い、こじらせストーカーな主人公。狂気としかいえないけど、無料分最新刊17巻までくると、純愛にみえてきます。途中描写が精神的に狂ってる感じなものもあり(臓器や目の過剰なホラーぽい作画)、純粋で真っ直ぐすぎる恋(愛?)はめちゃくちゃ重いんだなぁ、と。17巻でこれまでの嘘と真実を伝え、佳境に入ってきたので近日公開予定でしたがやっぱり気になって、現在発刊中の20巻まで購入しました。えぇぇ!?という展開すぎて、漫画だからこそ許される恋愛だなぁと。彼が記憶を取り戻して、ストーカーだった主人公に憐れみさえ感じて、初めてラブレターを読み、記憶喪失の間の主人公の心情に寄り添ってくれた彼女に対して心を開いてくれた、までは良かったのですが、20巻でまたおかしな方向に!彼の両親にストーカーしていたことを伝えると言い出す彼女!?両親に反対されても自分を選んでくれるか試している時点で、まっすぐでピュアだけど、境界性パーソナリティ障害かな?主人公、と思ってしまいました。続刊切望です。気になって仕方ないです。
最終巻読了したので、追記です。
両親(お母さん)もちょっと壊れ気味でしたが、ストーカーと付き合うなんて正気じゃないと言われてもド正論なので、なんかもう、2人が幸せならいいな、と。
別れるときがもしきても、ずっと気持ちが変わらないってラストは凄い恐怖と狂気を感じました。多分主人公は本当に死ぬ迄ずっとこのままなんだろうな。
それが彼女のシアワセなのかなぁなんて。