異世界でオメガバースなXXと…
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異世界でオメガバースなXXと…

きりみゆうや

オメガバース+異世界ファンタジー

ネタバレ
2020年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界の少年王・アーシファ(α)×召喚された財閥の御曹司・怜司(Ω)。突然召喚された異世界でオメガバースという知らない性の話をされ、自分が王子の番候補のΩだと言われた玲司。世界観は古代神話みたいなのに召喚方法は近未来風、さらにオメガバースという組み合わせが面白そうで購入。でもオメガバース…なのかなあ?とにかく怜司がまったくΩらしくない。アーシファは怜司に会った瞬間にフェロモンにやられてたのに怜司は平然、Hしててもまったく平静。これは夢じゃないと気付いても王族並みに堂々としてヒート中も変化なし(笑)あまりにさらさら進むのでなんの感情の起伏もなく読了。さらにアーシファより神官のアーキルの出番が圧倒的に多いのでアーシファの影が薄くて、必死な彼が可哀想になりました。他国の説明にページを割いた割に王位継承問題もあっさり。違和感だらけでしたがあとがきを見て初めてコメディだったと知りました。エジプト風なのも分からなかった…。王子の設定も出番少ないのに盛りすぎなのでいろいろもったいなかった。ちょっと残念でした。
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