乙女ゲームの世界で私が悪役令嬢 !? そんなのお断りです!
蒼月/笹原亜美
このレビューはネタバレを含みます▼
普段はレビュー書かないのですがあまりに突っ込み満載で
書かずにはいれませんでした。
ストーリーに世界観が無い。
日常的な情景の文章が無いので小説の世界観が無い。
ただ出来事(イベント)だけをメインにストーリーが進んでいく。
恋愛に鈍感設定ならそれなりのシチュエーションじゃないと無知蒙昧キャラになって嫌味でしかない。
二十代後半女性が色恋に天然鈍感なんて矛盾キャラでしかない。
そういうキャラならもっと矛盾しない設定を作ってないと。
ゲームの攻略方法を知ってるくせに意図せずにゲームと同じような対応をとって攻略対象に気に入られて「何故だろう?」って状況おかしいでしょ?それが攻略対象キャラクター全員に?
鈍感天然悪役令嬢キャラが意図せずハーレム作ってます的な内容は突っ込みしかない。
各キャラクター設定が薄くて疑問点が多い。キャラクターの心理描写が無いのが原因では?
予想外な行動1つで陥落する攻略対象に驚きしかなかった。
フィクション小説だからといってリアリティーがなさすぎて1つも共感が生まれない。
攻略キャラに他の令嬢とは違う。と言われて主人公が他の令嬢と自分の違いを
「他の令嬢みたいに色目を使って媚びたりしてないしね」と認識してる文章。
これって他の令嬢を見下してると読者は感じると思う。
だいたい色目を使って媚びるのは貴族令嬢の婚活では普通なのでは?
現代と違い家を背負っての婚活事情が標準の世界では?そういった世界観1つでも設定が薄いきがします。
この主人公には共感出来ないですよ読者は。
とてもじゃないですがお金を払って読む小説とは思えなかったです。
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