無慈悲な君はいつも正しい
」のレビュー

無慈悲な君はいつも正しい

八幡永

表題作+短編 人生で唯一愛した人と友達に

ネタバレ
2020年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+短編+描き下ろし+カバー下+電子限定描き下ろし+シーモア限定描き下ろし収録。表題作は社会人再会もの。短編は高校生もの。八幡永先生、デビューコミックス。★3.5



「無慈悲な君はいつも正しい」前中後編
「後日談」16ページ
高校時代の同級生・南野と七原は元親友同士。しかし卒業式の後、二人は気まずいまま別れていた。偶然再会したが、七原は事故の為、当時の記憶がなく…。七原に想いをぶつけ、しかも七原のせいにしたことを後悔していた南野。後ろめたさを感じながらも、やり直しのチャンスに喜ぶが…。10年たってもやっぱり七原が好きと自覚して悩む南野が切ない。正直、七原が無自覚男たらしって設定がいまいちピンとこなかったかも…。とはいえ涙する南野のクライマックスにじーんときちゃった。七原の男前な宣言は良かったから、しっかり南野を幸せにしてあげてといいたい。描写は白抜きにて。

「笑って、かわいいひと」
すれ違った他校の人・・早河が気になる司波。寂しげな彼の笑顔がみたい、可愛い高校生ものの短編です。こちらはキスのみ。

「素直な君がやっぱ正しい」描き下ろし8ページ
「カバー下マンガ」
笑って、かわいいひと その後/高校学祭
「電子限定描き下ろし」1ページ
言いたいこと
「シーモア限定描き下ろし」1ページ
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!