太陽が見ている(かもしれないから)
」のレビュー

太陽が見ている(かもしれないから)

いくえみ綾

飯島兄弟はいい男だ。

ネタバレ
2020年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 岬と楡はお互いが太陽の様な存在だったんだ…存在が喜びで眩しくて、目がくらむほどに。
楡が日帆を彼女として大切に思っていたのも本当。
岬がいーじまと過ごした日々も幸せだったのは嘘じゃない。
日帆も楡が大好きで、大切にされていたのに何時も不安だったのも事実。
岬の飢えた心の隙間を埋めてくれたのは、昔も今も楡には懐いてるレバサンで。日帆にはそれが飯島兄だった…
レバサンは岬大好きな猫だけど、飯島兄は日帆をずっと思っている人間の男だよ?それはどーなの?
おかげで楡はある意味呪縛から解放されて、自分の太陽を追い掛けた。
岬が可哀想だと泣くなんて、いーじま弟貴方はイイ男だよ。
いーじまの世界に興味がある女性は山ほど居るから…とキリキリズキズキしながら全巻読破しました。
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