このレビューはネタバレを含みます▼
前作ハッピーマニアのカヨコにとってのハッピーとは恋に恋する乙女的なときめきだったと思う。
でも結局はタカハシとの現実的なときめきのない世界を選んだ。
ときめきが無くなったカヨコはハッピーじゃないのか。そうとも言い切れない気がする。
結婚して、他愛のない日々を一緒に過ごしてくれる人がいることは安らかなものだ。
刺激的な毎日じゃなくても、タカハシが側でカヨコを大切にしてくれてきたことはカヨコにとって実はとても居心地の良いものだったろう。
そんなタカハシがいなくなってカヨコは今後どこにハッピーを見つけて生きていくのか。若い頃みたいに、またときめきを探しに行くのだろうか。
それとも若い頃とは違うハッピーをカヨコは見つけるのか続きがきになる。