このレビューはネタバレを含みます▼
見ない方が良いです。
主人公、ストーカー犯共に親からの同じようなトラウマを持っています。
しかし、ストーカー犯の方はかなり深刻。
10くらいのトラウマの傷(身体的、性的、心理的、ネグレクト、父親の蒸発、いじめ、劣悪な衣食住環境、母親の自○、それに伴う精神病、自○未遂など)を抱えていて、だからこそあんな事件を起こしてしまったのだとは思いますが…
結末はある意味ハッピーエンドかもしれない。
主人公も一見前向きに自分の人生を取り戻そうとしているように見えますが、ラストシーンを見たら主人公もかなり闇が深かったのではないかと。
同じような苦しみをストーカー犯に与えているように見えました。
わたしは一人息子がいる身ですが…
息子のことを大切に育てたい、そして普通の環境で親子が仲良く生活できることがいかに幸せかということを改めて考えさせられた作品でした。