流浪の月
」のレビュー

流浪の月

凪良ゆう

考えさせられます…

2020年6月12日
とても切なくてでもとても優しいお話でした。

普通の人生を自分の生で歩めなくなってしまったことをお互いが申し訳なく思いながらも、ただただ相手の幸せだけを祈って生きている姿に心を打たれます。
同時に、当事者は救われているのにマスコミの報道や周りが叩きまくって悪に仕立てていくという、実際に現実でもどこかで起こっていそうな出来事に背筋が寒くなりました。

主人公の更紗と文がしあわせに生きていることが嬉しかったです。
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