戦国小町苦労譚(コミック)
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戦国小町苦労譚(コミック)

沢田一/夾竹桃/平沢下戸

おもしろいが、気になることは多々。

ネタバレ
2020年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ おもしろいのですが、気になってしまう点が結構あるかな?「薩摩」とか。
あとは過去に来たと認識している割にはタイムパラドックス的な懸念が非常に薄いと感じた。
現代知識は本人が居るのだからしかたないし、機器などは再現不可能などで話を終わらせられる(掘り下げる意味がないので)が、成果を出すという理由を大本として、種を使用したのは農業関連を大事にしている感のある主人公の行動としても、かなり奇妙に映った。
確実に継承されてしまうので、歴史的変化の度合いとしては何よりも大きいと思う。「持っているから使った」ではなく最終手段(絶対に使わないレベル)であり、漫画で見た理由では軽率に簡単な解決を選んだと感じた。
それを流せば以降はたぶん少し気になる程度が出てくるくらいだと思う。☆3.9。
ついでに言うと、種の期限と自身のパフォーマンスを考えて、持ち腐れにするより「使うのなら今」という決断として見られれば…良いのかも?
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