このレビューはネタバレを含みます▼
「中学生の自分」最後に怜士が願ったことに涙腺崩壊ですよ。「自分という列車からは降りられない」し櫻木の列車が輝いていると思い至る怜士が切なーい(泣)「忘れないでいてくれ」のスピンオフで前作を読まなくても大丈夫ですが前作を読むとより面白いし何より前作もめっちゃ面白いのでぜひ読んでほしい。この作品も面白いというには内容が重すぎるけど泣かせる、ハラハラさせる、エッチでドキドキとほんと退屈しない。生きているだけでいいってほんとそう。自分の列車を一生懸命走らせるだけで充分えらい。夜光花先生は物語の列車を走らせるのが巧い(笑)そして怜士に中学生の彼を取り戻した花吹雪先輩はたしかに魔法使いでした!