おやすみプンプン
」のレビュー

おやすみプンプン

浅野いにお

新説を書くので未読の方は注意(ほぼ妄想)

ネタバレ
2020年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一読して「なんだこれは?」と衝撃を受け、考察ブログや著者インタビューなどを読みあさってから再読。▼いまのところ書いている人を見たことがないが、私は田中愛子は実際はまだ生きている説をとなえたい。なぜかというと、本作は作中人物である南条幸の書いた(あるいは書こうとしている)マンガという二重構造となっているからである。自分のマンガの中でなぜ愛子に死を選ばせたのか考察の余地があるが、私は愛子に生きていて欲しいのでそう信じたい。▼ちなみになぜ主人公が鳥の姿をしているかというと、南条幸がプンプンをリアルに描きたくなかったからである。そしてマンガの中では美化されているが、実際の南条幸は、子どものころのままブサイクで小太りな女性だと思う。
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