かぎりなくアホにちかい男
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かぎりなくアホにちかい男

亜月裕

亜月裕先生の傑作学園コメディ

2020年6月21日
容姿は端麗なのだが行動原理が己の欲望のみであり、それが超人的な行動力に直結してる主人公と、精神的質量が巨大すぎる(思い込みが激しい)周囲の人間たちが織り成す当時の少女漫画としては超破格のドタバタコメディ。しかしながらストーリー自体は丁寧に進められている王道学園マンガでもあり今読んでも面白い!
尚、伊賀野カバ丸の目白二葉が舞台の教員であったり、「昭和アホ草子あかぬけ一番!」のヒカリキンが本作のタマヒカルの子であったり、当時の同先生の作品は世界観の共有化がなされているのも興味深い、カバ丸が面白いと思った方は是非一読を‼
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