このレビューはネタバレを含みます▼
総148ページ。宗太の世話を焼く優しい恵一と、無口で無表情のマイペースな宗太の、幼馴染男子高校生のピュアなBLストーリー。お互いが自身にとって特別で大切な存在であると認識している関係性が良く、宗太に対して芽生える感情を自覚しつつも恋だと認めたくない葛藤を抱える恵一と、無自覚にも恵一に対する好意が見え見えの宗太。2人の関係性に対し、客観的に鋭い毒舌で斬り込んでくる後輩女子の桜庭のキャラが良く、アシストとなって、2人の関係性が変化して行く過程が楽しめました。飄々としていて掴みどころのない宗太の方が、恵一にベッタリ甘えている様子が感じられて、ほっこり可愛らしかったです。純粋さがメインなので、エロは無く、ほっぺにチュくらいの描写が、ストーリーに合っていて良かったです。
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