王の獣~掩蔽のアルカナ~
」のレビュー

王の獣~掩蔽のアルカナ~

藤間麗

大好きです!でも切なくてつらくて泣ける

ネタバレ
2020年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様のSの唯一Mの絶対が連載されていた頃からずっと大好きで、それ以降新作が出る度に購入しています。

王の獣やばいですね…マンガ全巻と4巻以降の話が気になりすぎてマイクロ版の最新話も購入してしまいました…

今のところ藤間麗先生の作品の中で1番大好きです…

絵は言わずもがな本当に綺麗で美しく繊細で丁寧で、特に目や睫毛や髪の毛などの細部までが本当に溜息が出てしまいそうになるほど美しいです。

そしてお話しは一人ずっと孤独に耐え本来の自分を捨てて女であることも捨てて幼い頃から弟の復讐の為に生きてきて、弟の復讐や天曜を信じたいでも信じられない自分が嫌なのに等の色々な気持ちの中で揺れ動く藍月の気持ちがつらくてつらくて、そしてそげつを失った天耀の気持ちも考えたら本当につらくて、気持ちを自覚してしまったあとの藍月が本当に切ないです。

マイクロ版の最新話読んでこれから先どうなってしまうのか更に気になってしまいました。
第三皇子もかっこいいですね…4巻であった墨の伏線はその最新話ですぐ回収されてました予想通りでした。

こんな素敵な作品を生み出してくださった藤間麗先生ありがとうございます!
どうか藍月や亡くなったそげつ、天曜や第三皇子などみんな幸せになって欲しいです。
これから先も楽しみです!
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