砂漠は罪に濡れて
」のレビュー

砂漠は罪に濡れて

早瀬響子/実相寺紫子

頑丈な受け

ネタバレ
2020年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 加虐メインの話ではないですが、快楽用じゃない鞭打ちがあるので痛いのダメな人はダメかも。
主人公の受けは鞭で執拗に打たれるわ、ノンケで処女なのに大して慣らさずに挿入されるわと、ハラハラするうちに「受け、頑丈すぎない…?」と我に返ってしまう。

アラブもの年下攻めで、受けが両親を殺したと思い込んでいる攻めに受けが散々甚振られ、攻めの敵に砂漠に連れ出されて逃げ出すも灼熱地獄、探しに来た攻めと巡り合うことができ、敵と対峙した時に両親の死の真相が分かり、誤解がとけて両思いになる。
受けは受けで攻めの母親が攻めの父親を殺したと思い込んでいたので、攻めにどれだけ甚振られても真実を知ったら攻めが傷つく…!と思って黙ってるのですが、そんなことより甚振られる中で攻めを好きだと気付くのが唐突すぎる。
後日談でもラブラブだからストックホルム症候群ではなさそうですが。
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