どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
碧貴子/すらだまみ
このレビューはネタバレを含みます▼
魔術が使える国で幼い時から婚約者であった王太子のリュシリュールから 一方的に愛する女性が出来たからと婚約を破棄されたアニエス侯爵令嬢 最後に二人でお茶を飲んで欲しいと頼みある行動をとり婚約破棄の呪文を唱えてから身を隠したアニエス 二ヶ月が過ぎ後は苦しかった想いと共に忘れるだけと気持ちを切り替えようと思っていた時 リュシリュールが現れ軟禁されて… 幼い時から好きだったリュシリュールから蔑まれ恋人との甘い姿を見せつけられ散々傷つけられたアニエス 恋人の令嬢からも嫌がらせをされて我慢の限界が来たときバルコニーから飛び降ります 婚約破棄を何故したのか?リュシリュールの想いがsideストーリーで分かりますが王命であったとは言え余りに自分勝手過ぎて… アニエスが姿を消し命まで消し去ろうとした時始めてどれだけ大切な存在かが分かるリュシリュール 固くなになったアニエスの心を取り戻す為に努力をするがアニエスが知りたいある想いだけが言えなくて 素直になれない二人に焦れましたが一気に読めたし面白かったです
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