戦国小町苦労譚(コミック)
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戦国小町苦労譚(コミック)

沢田一/夾竹桃/平沢下戸

小説から漫画へ

ネタバレ
2020年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読みました…かなり面白い作品です。主人公の妥協はわかります。室町時代で生きて行くにあたりアピールは必要ですし、病気の予防、農作物の理解発展等。しかし、天下1のご理解、歴史女のわりには〜歴史への適度でなく介入しまくりスルーしすぎ。まあ、いつ現代に帰るかわからないけど信長公のお膝元だと名古屋が未来都市になりうる。いずれ家康公をどうやって日ノ本1にさせる、恩を受けた信長公を本願寺で死んでいただかないといけない等の心の葛藤がない点が不満です。後、大正、昭和の価値観のままの謙信公、北条家書きすぎ。井戸端会議の意味が違うし、平成になり研究が進み訂正された所がまったく良くなっていない等。一番革新的は秀吉公であり、信長公ではない所。まあ、京の公家どもを利用しないとまずいのでいかには面白い。作者が家康公を生かす方向にシフトした時が見ものかと思います。
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