このレビューはネタバレを含みます▼
虫シリーズが良かったので、高評価のこちらも読んでみたのですが。う〜ん…と言う感じ。最初は面白かったです。タイトル通りパブリックスクールまでは。でもパブリックスクールを出て8年後から後は、受けのレイにだいぶ引きました。なんていうか、いわゆる女子に嫌われる女子(男だけど)の典型ぽく思えてしまって…。自分を襲いかかった相手に、その直後、手を取って撫でながら二時間も寄り添って話を聞くとかありえないかな、と。本人は仕事と思ってるけど完全に仕事の範疇逸脱してるのでは?舞台の授業のときも、たくさんの男達にほっぺたチューされて喜ぶとかあって、微笑ましいよりもちょっとそれどうなの?と思いました。エドが素敵すぎるだけに、レイがいろんな男に愛想ふりまきすぎなのが個人的に嫌でした。なんで高評価なんだろう?女子に嫌われる女子的な性格でも、男なら許せるのかな?まぁでも、こんな風に意見を書きたくなるくらい、物語としての力はありますよね。