龍の執戀
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龍の執戀

草野來/北沢きょう

読みごたえあった!からの続編追記

2020年7月24日
読み終わってレーベルを確認しました。オトメ系ノベルとありましたがヒロインが子どもを産んでいるのが珍しいですよね。任侠の世界もよくあるフワフワした感じではなく興醒めしない程よい任侠さ(笑)でTLらしくキュンとさせるところもある。少しずつピロートークが増えて朱鷺とひづるの関係が近づいていくのも自然で、優の「トオチャン」呼びも可愛いし朱鷺が大事に育ててきたのも伝わる。名前が鳥シリーズなのは作者のご愛敬なんでしょうか。表紙絵がすごく素敵なんですが挿し絵はちょっとイメージと違ったかな。朱鷺が37歳だしストーリー的にももっと大人っぽい絵が良かったかも(レーベルとしては正解か)思ったより読みごたえがあって甘ったるい話に飽きてる方にはオススメです!
まさか続編が出るとは。そして続編も良かった!任侠の世界がどうとかより人物像がしっかりしているから興醒めしないんですね。朱鷺はヤクザなんだからもっとハデな見せ場も作れるのに朱鷺とひづるの背景や気持ちの揺れの方をしっかり書かれているのが良い。作者の他作に興味がわいたのですがすごい雰囲気違う…どうしよう(笑)
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