このレビューはネタバレを含みます▼
山の麓の村、村の長・ライエンと希少種と呼ばれる人型ケモノ・シアのお話。人間そっくりなのにケモノで、その角や髪、羽を宝飾品として利用できるために、ライエンに捕らわれてしまったシア。でもシアは依然ライエンを助けた恩人。ライエンはシアの姿を見れなかったために気が付かないという・・・。説明しようにも急に声は出なくなるし、シアが不憫。しかし一緒に生活する中で関係は少しずついい感じに変化していったのに・・・。美しい絵柄と興味深い設定。そしてなによりシアのビシュアル。気になるストーリー展開も良かった。ただ個人的には罰せられてもいい人がたいして罪になってないことが怖いなと。またいろいろやらかしそうで、ザワザワしちゃった。とはいえハピエンなのでよかった。デレッとしているライエンに、最初のあの扱いはなんだったんだとツッコミ入れたい。描写は白線修正で本編ではさわりっこまで。描き下ろしでは見えない感じにて。
「白藍のケモノ」全5話
「まだしてなかった!」描き下ろし8p
「カバー下」キャラ設定・あとがき
「電子限定描き下ろし「」1p
全185p