獣獄の奴隷 狼王と運命のΩ
」のレビュー

獣獄の奴隷 狼王と運命のΩ

犬竹将太/佳岡

79頁

ネタバレ
2020年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獣人の王×暗殺者の人間。

かなり重たいお話です。これが地雷な方は多いかもしれないので明記しておきますが、攻が嫌がっている受に他者との性行為を強要する描写があります。きちんとやります。

物語の半分は性描写かと思います。攻から受に対してはほぼレ〇プです。
最終的にはハッピーエンドになりますが、甘い部分が爪の先程度しかありません。
この頁数でたくさんの設定が盛り込まれています。
きちんと伏線を回収して納めているのは作者さんの力量なせる技と思いますが、少々詰め込みすぎ感も否めずもっと長ければ攻視点も見れたのかなと思うと惜しいなと思いました。☆−2です。
重たい話でしたが読後感が胸糞悪いことは無かったです。

初めての作者さんでしたが、読むのに想像以上に精神力を削られたので機会があればまた、という感じです。
話自体は嫌いでは無いですが、受が可哀想過ぎたのでSSでもいいので甘いところがもっと読みたかったです…。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!