痛々しく願う者





2009年11月4日
最初の入口として「あまり好きな絵じゃないし…」って、第一印象でさっくり素通りしようとしている、そこのアナタ!(このつかみの古さにちょっと赤面)読み進んでいく内に、西田東さんの軽やかなギャグ(すごく好き)や、話の展開に引っ張られてあっという間に読んじゃうだろうから、騙されようと思って1パック読んでみて下さい。また今のところ、更新されるのが10話ずつ1パックずつなのも、ニクい!深見どうなんの、絹川どうするの、とハラハラしてる間に続きはまた、ってことになってしまう。そんな事では、深見や絹川の痛々しさばかりが印象に強く残ってしまう。ただ痛々しい二人。深見も絹川も危うくヤラシい。二人を取り巻く人たちも色々です。クラシックピアノのエロチックさ(失礼な表現で失礼)を、この「危うい感じ」を、読んでみて下さい。自分自身の本当の願いを知っているのは誰なのか、あなたは誰だと思いますか?

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