わがままもキミのためならいくらでも
」のレビュー

わがままもキミのためならいくらでも

さねもり束

高評価なのがなぜでしょう?

ネタバレ
2020年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバは好きなので結構沢山読みますが、その都度思うのはかなり当たり外れがあるなということ。
こちらの作品は絵は綺麗で読みやすいのに、設定が勿体ないというか、あっさりしすぎな感じです。
ドロドロした展開が少しでもあるのが苦手な方にはいいのではないでしょうか。
あとは少女漫画が好きな人ですかね。
2CP作品ありますがどちらもαがΩを一途に想っている作品です。
ですが、話の展開はかなりざっくり。Ωに否定的な攻めの母親が出てきますが、受けのΩが諦めません!と宣言したくだりがあるくらいでその後の障害的な感じで出てくることも無く...
あと、その宣言時に出てきた男性は誰?あまり生かせないなら出す必要なかったのでは?と気になっちゃいます。
オメガバのヒートや番は話の中では出てきますけど、その描写ががないのでこの話自体オメガバじゃなくていい気がします。
それにやたらと受けの子の初心な感じが強調されててそういうのが好きな人にはいいのかな?
オメガバだからこそ出来ることがこの作品には無いように私は感じられるので読み放題で読めて良かったです。購入してたらかなり落ち込むくらい私はこの作品は好きでは無いです。
オメガバが苦手な人にもオススメというコメントを見かけますが、しっかり世界観を作り込んでるオメガバ作品を読んでる方には物足りないものだと思うのでオススメしません。
むしろ、攻めの受けへの一途さと、その愛に絆されて受けも攻めへ一途になっていく相思相愛ものが好きな方には良いと思います。2作品とも同じようなそういう感じなので。
エッチの描写はオメガバ設定は全然生かされていませんからオメガバ苦手でも大丈夫だと思います。
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